小幡 昇（高36回）
　同窓会会員の皆様におかれましては、益々のご健勝・ご活躍のこととお慶び申し上げます。また、日頃より同窓会の活動及び運営に関しまして何かとご理解・ご協力を賜り、心より厚くお礼申し上げます。
　今年度も引き続き会長を務めさせていただくこととなりました。
　微力ではございますが母校の更なる発展の為、役員と共に頑張ってまいりますので皆様方の更なるご支援・ご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
　まずもって、今年度の幹事学年である高校４７回生の皆さんには、総会全般の準備と司会進行にご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
　また、魚田様にはお忙しい中、特別講演を引き受けていただき、誠にありがとうございました。
さて、昨年度は、新入生の制服が実に７４年ぶりに一新されました。本校の卒業生であるコシノミチコ様のデザインによるもので、入学式にも河合校長のご厚意により参列させていただきましたが、とても色鮮やかで、多様性に対応できる魅力的な和泉高校の制服が誕生したと感じました。その反面、歴史のある思い出深い制服が今年度の卒業式を最後に見ることができなくなるのは、とても寂しい気持ちになることでしょう。
　しかしながら、この春の受験者数を鑑みますと全ての高校において授業料が無償化になることに伴って、公立高校では半数近くの学校が定員割れになるような事象が起こってしまいました。
　今後は、和泉高校ならではの魅力ある「もの」や「こと」を創造していくことで、この高校に行きたいと思わせる必要があると思います。
　和泉高校は、今年で創立１２５年という長い歴史と伝統に培われてきました。引き続き、後世に継承していかなければなりません。
　同窓会役員一同と致しましては、今後もPTA・後援会・教職員の皆様方と力を合わせながら会の運営・発展に努力してまいります。
　昨年は、学校からの熱い想いに応じて、グランド整備用のバギーを購入させていただきました。
　また、PTAと協力し、空調設備の増設・改修等、学校環境の改善にも努めました。
　皆様から寄せられた費用は、大切に使わせていただいております。
ただ、残念ながら同窓会の年会費や会報誌への広告スポンサー様の掲載数量が伸び悩んでいます。何とか皆さんの同級生や同窓生、知合いの会社や店舗等にお声掛けいただきまして、少しでもご協力をお願いしていただきたいところでございます。
　卒業生として、できる限り現役の生徒たちに役立つものを寄贈したいと考えていますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
　結びとなりますが、わが母校の更なる発展と同窓会会員の皆様のご健勝・ご多幸を心からお祈り申し上げますとともに、今後とも和泉高校同窓会をよろしくお願いいたします。